チワワさん、心臓病に要注意!~たまには仕事の話でもそのに~


先日の日記に

どーしても気になるトピックスがここんとこ2つあり

と書いたもう一つのお話。


それは、チワワさんの心臓病


そもそも心臓ってのは一方向に血液を送るポンプなので、
それが逆流せんように、逆止弁がついてるんですよね。

左の心臓の心房と心室の境目にあるのが 僧帽弁
右の心臓の心房と心室の境目にあるのが 三尖弁

大動脈弁も、肺動脈弁もありますが、小型犬で一般に
加齢とともに変性を起こしてきちんとしまらなくなり、
逆流が起こり、心臓病を発症してしまうのは主に僧帽弁と三尖弁。
その二つでも、僧帽弁が悪くなるコが多いのですね。

「僧帽弁閉鎖不全症」と言います。
(「三尖弁閉鎖不全」も伴ってるコも結構多いみたいです。)

で、これまで心臓病好発犬種といえば、キャバリア、マルチーズ!
だったのですが、ここ1年くらいかなぁ。

まだかなり若いチワワさんで
(場合によってはまだ中年齢期にも入ってない5歳・6歳から~10歳、11歳など)
こういった弁膜症に特有の心雑音が
「あれ、ちょっと聴こえ出したなぁ早いなぁ・・・」
と思っていたら数カ月であれよあれよという間に、雑音が大きくなり、
あっという間に心不全症状を発するコが続いています。

やっぱりこういう病気というのは、好発犬種というのがあるように、
遺伝的な背景っていうのが必ずある。

・・・・・一時期のチワワさんブーム、乱繁殖のひずみが
こういうところに出てるんとちゃうんかなぁ、とついつい
思ってしまいます。。。(==;)



とりあえず、今回ちょこっと覚えておいて頂けたら、気にとめておいて
頂けたら良いなぁ、と思うのは

●小型犬、特にキャバリア、マルチーズ、チワワ・・・シーズーも
 結構多いかな?は、加齢とともに弁膜症という心臓病が結構出てくること

●特に最近チワワさんでは割と若い年齢から弁膜症を発して、
 急速に心不全状態へ悪化するコがちょこちょこ見られること

でしょうか。

この弁膜症の症状はなかなか表だってはわかりにくいです^^;
(症状が出てくるのは、かなり病気が進行してからというのがほとんどです。)

一番目安になるのは咳かな?

しかし症状が出てくるよりずっと前に、心雑音は確認できることが多い!

弁膜症は、現在外科手術も試み始められていますが、まだまだ
試験的段階です。
まだ一般臨床においては、治らない・内服薬でコントロールしていく
疾患、といえます。

症状のない軽度なうちから、よくモニターし、必要なら投薬をすることで
進行や症状の出始めを少しでもおくらせることもできます。
ひいては、寿命を延ばすことにもつながります。

病院に、爪切りに行ったとか。
皮膚炎で行ったとか。

そういう時でも、はっ!と気になったら、思い出してくださったら、
「せんせ!心臓の音もよーきいといて!
 小型犬、心臓悪くなるコ多いって聞いたから!」
って一声かけてくださいね^^

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック